昨夜のことです。立川駅前の歩道橋で、蛍が飛ぶのを見ました。目の前をスッと横切ったかと思うと、歩道に落ちて、なおも輝いていました。
誰かが投げ捨てたタバコです。目の前にある「路上喫煙禁止」の看板を見て、これはいけないと気づいて、人の目の前で火の付いたままのタバコを放り投げたのでしょうか。
一瞬のことでした。わたしは、上から落ちてきたのかと思って、上を向きました。屋根があるだけです。横を見たときには、人混みの中で、誰が投げたのかはわかりませんでした。
毎朝JR四ッ谷駅を降りて半蔵門まで歩いて通勤しています。このあたりは、路上喫煙禁止地域ですが、それでも吸い殻が落ちています。その吸い殻を拾う老夫婦。毎日の日課になっているようです。雨の日も、雪の日も決まった時間に二人を見かけます。
タバコを投げ捨てる人。それを拾う人。このバランスが崩れなければ、いいのですが。むなしい期待でしょうか。


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