「デジタル技術を駆使したビジネス・モデルで、新規事業を立ち上げること」や「AIやRPAを使って、業務を効率化すること」が、DXであるとの解釈をしている人は少なくないようだ。「リモートワークを実現し、そのためにワークフロー …
「お話頂いたことは理解できます。でも、うちの会社は考え方が古くて、おっしゃるようなことは、簡単にできそうにありません。どうすればいいのでしょうか。」 講演が終わった後に、このようなご質問を頂いた。私が話したのは次のような …
DXの実践で、広く世間に注目されている事業会社がある。そんなプロジェクトの責任者に話しを聞いたことがある。 「DXという言葉を社内では使わないようにしています。DXかどうかはどうでもいい話で、業績に貢献できるかどうかが、 …
「社会環境が複雑性を増し将来の予測が困難な状況」 私たちはいま、このようなビジネス環境に置かれています。 計画通り物事が進まない、あるいは、計画の根拠となる変化を見通すことができない。そんなVUCAの時代にあっては、変化 …
「デジタル化のかたちは 「深いレイヤー構造を使ったネットワーク」だ。」 「DXの思考法/西山 圭太 著・ 2021/4/13(82ページ)」に述べられたこの一節は、デジタルの本質を見事に解き明かしてくれる名言であろう。 …
世に言う「DX」には、2種類あるのかもしれない。「見せかけのDX」と「本物のDX」だ。どちらも上から見れば同じことをやっているように見える。しかし、その実態は、かなり異質なものだ。 世の中の常として、手段は時間とともに目 …
公理(axiom)は、その他の命題を導きだすための前提として導入される最も基本的な仮定のことである。 *中略* 公理とは他の結果を導きだすための議論の前提となるべき論理的に定式化された(形式的な)言明であるにすぎず、真実 …
相も変わらずDXが喧しい。そして、その多くが、本質からずれている。その原因は、とてもシンプルで、「芋虫の目で、蝶の世界を語ろうとする」人たちが多いからだろう。 先週のブログで次のようにその意味を表現した。 【参考】楽をし …
「やってみなはれ」。これは、サントリーの創業者である鳥井信治郎の口癖でした。やってみよう。やってみなければわからない。「新しい価値創造」を目指すサントリーを表すこの言葉は、サントリー食品インターナショナルにも脈々と受け継 …
「業績の改善や向上」のためには「圧倒的なビジネス・スピード」が必要 「DXとは何か」についての解釈は様々ですが、「DXの目的」が、「業績の改善や向上」であることに疑問を持つ人はないでしょう。では、どうすればできるかです。 …