世に言う「DX」には、2種類あるのかもしれない。「見せかけのDX」と「本物のDX」だ。どちらも上から見れば同じことをやっているように見える。しかし、その実態は、かなり異質なものだ。 世の中の常として、手段は時間とともに目 …
公理(axiom)は、その他の命題を導きだすための前提として導入される最も基本的な仮定のことである。 *中略* 公理とは他の結果を導きだすための議論の前提となるべき論理的に定式化された(形式的な)言明であるにすぎず、真実 …
相も変わらずDXが喧しい。そして、その多くが、本質からずれている。その原因は、とてもシンプルで、「芋虫の目で、蝶の世界を語ろうとする」人たちが多いからだろう。 先週のブログで次のようにその意味を表現した。 【参考】楽をし …
「やってみなはれ」。これは、サントリーの創業者である鳥井信治郎の口癖でした。やってみよう。やってみなければわからない。「新しい価値創造」を目指すサントリーを表すこの言葉は、サントリー食品インターナショナルにも脈々と受け継 …
「業績の改善や向上」のためには「圧倒的なビジネス・スピード」が必要 「DXとは何か」についての解釈は様々ですが、「DXの目的」が、「業績の改善や向上」であることに疑問を持つ人はないでしょう。では、どうすればできるかです。 …
IT企業とデジタル企業の違い IT企業とデジタル企業について、私は次のように区分している。 IT企業とは、ITリソースを提供する企業 デジタル企業とは、ITを前提に事業の成果に貢献する企業 それぞれについて特徴を整理する …
私は、1982年に日本IBMに入社したが、当時の日本経済は、1973年から始まる「安定成長期」と言われる時代で、多少の浮き沈みはあったが、継続的な成長が続いていた。そして、1985年頃から始まるバブル期で頂点を迎える。1 …
お客様の「事業変革アドバイザー」である DX営業とは、何かと聞かれれば、このような表現がふさわしいだろう。しかし、わざわざ、DX営業などと看板を掲げる必要があるのだろうか。DX案件やDX事業という言葉を聞くことも増えてい …
「イノベーションを生みだせ」と言われて、あなたは、それができるでしょうか。 イノベーションとは「新結合」による「創造的破壊」である 「イノベーション」は、「新技術を発明すること=技術革新」とは、異なる概念です。本来の意味 …
DXという言葉が、声高に叫ばれる中、「おかしなこと」が起きているようです。 「データ活用ができていない、デジタル技術の活用が進まない、何とかしなければ」 そんな焦りにも似た雰囲気がただよっています。経営トップからは、DX …